2008年4月29日 (火)

COLDPLAYの新曲“ヴァイオレット・ヒル”を聴きました

 COLDPLAYの新曲“Violet Hill”が今日の20時15分(日本時間)に世界一斉オンエア解禁との情報を20時過ぎにRO69で知り、慌ててラジオを聴いたところ、20時半頃(だったかな?)にZip-FM(名古屋)でオンエアされました。

 で、感想はというと、『X&Y』よりも『A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD』に近い雰囲気。これまでと違う点としては、要所、要所で歪んだギターが組み込まれている点とクリス・マーチンがフレーズの最後をはき捨てるように、少しラフな歌い方をしている点。

 個人的には、『X&Y』はあまり好きになれず、ほとんど聴いていなかったけど、逆に『A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD』はCOLDPLAYのアルバムで最も好きなアルバムだし、これまでのCOLDPLAYの個人的な不満点をあえて挙げるなら、まさに新曲で聴けた歪み、ラフさがほとんどない点だったので、新作『美しき生命』(原題『Viva La Vida or Death and All His Friends』)には期待大です。

 ちなみに、この新曲“Violet Hill”はオンエア解禁と同時にイギリスの公式サイトにて1週間限定で無料配信されるとのことなので、気になる方はそちらでチェックしてみてください。

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2008年4月11日 (金)

『ACCELERATE』R.E.M.

アクセラレイト

 34分33秒で疾走するこのアルバム。だが、驚いたのはその速さや短さではなく、マイケル・スタイプ、ピーター・バック、マイク・ミルズの三者がこれまでになく、各々のパートに忠実に接している点だった。彼らはドラムのビル・ベリーの脱退以降、変化してしまった関係を回復することをこのアルバムにかけたと言う。「やらなければならなかったし、出来なければ止めるしかない」という趣旨のマイケル・スタイプのコメントを何かで聞くか読んだ記憶がある。それだけ彼らにとって重要な意味を持つアルバムであり、完成した音を聴く限り、目的は達成されたのではないだろうか。それは、シンプルなバンドサウンドに象徴されている。つまり、各々の本来の役割を見つめ直し、各々のパートに忠実に接していることがそれを示している。これまでマイケル・スタイプの声はとても孤独に聴こえていたが、このアルバムを聴いた今では、その理由が少し分かったような気がする。このアルバムのマイケル・スタイプの声は、とても孤独には聴こえない。

 もう一点、このアルバムで彼らが試したことがあり、それはライブの勢いを作品に反映することであった。(先立ってライブアルバム『LIVE』をリリースしたのは、このための布石かと思われるが、『LIVE』に収録されている“Walk Unafraid”はとても力強く、まるで恐れずに歩き出した自らを表現しているように思える。)このアルバムは、見事に彼らのライブのドライブ感を反映している。先に述べたマイケル・スタイプのコメントのように、このアルバムは彼らの存在を賭けた作品であり、彼らがまとまるには、この勢いも必要だったのかもしれない。

 ライブのドライブ感を反映したこのアルバムの音がさらにライブに還元されるのがとても楽しみだし、結成28年にして確かで大きな一歩を踏み出した彼らが次に作る音が今から楽しみだ。

 来日してくれるかなぁ…。

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2008年3月29日 (土)

サマソニ08

 随分と前からサマソニのラインナップが発表され始めましたね。期待しつつも、ないだろうと予想していたThe Verveの出演はマジで嬉しいです。しかも、ヘッドライナーで!!(でも、ラストの演奏はThe Prodigyらしいです。The Prodigy側の意向とフェスの流れを考慮してとのことだそうですが、どういった意図があるのか興味深いです。)このことを知った日は、一日中ご機嫌でした。

 そんな訳で、今年は迷うことなくサマソニに行くことに決めたのですが、フジのPRIMAL SCREAMとThe Musicの参戦には決心が揺らぎそうになりました。サマソニは新人のブッキングに定評があるので、その路線を行くのは良いのですが、まだ情報の少ない新人は(今の時点では)「見てみたい」とは思っても、「見たい」とまではなかなか思わないので、新人以外のラインナップにインパクトがないとなかなか厳しいように思えます。どうも、「見たい」と思えるのが少ないような気がして。(何か妙にオッサン臭い気がするし…。)その点、PRIMAL SCREAMとThe Musicはめっちゃ見たいです。この上、もし、R.E.M.がヘッドライナーでフジに参戦なんてことになったら、どうしようかと本気で悩むかもしれません。それでもやはりThe Verveでサマソニを選ぶでしょうが。両方という選択肢は経済的に有り得ないのが悲しいです。

 それにしても、サマソニに行くのは4年ぶりかな。ライブ自体、もう2年ぐらい行ってないし…。10月にはRadioheadも来日するし、気になる新譜のリリースも多いし、今年は音楽的に充実した年になりそうです。その分、財布が寂しくなりますが…。

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2008年2月10日 (日)

THE MUSIC、4年ぶりの新作を年内にリリース予定

 以前、そろそろかなぁと期待を込めた予想を書きましたが、どうやら予想が当たったようで、THE MUSICが新作のリリースを年内で予定しているそうです。ちなみに、ニュースソースはRO69なので、詳細はそちらで。

 そう言えば、前作リリース時のTHE MUSICのサマソニでのライブを見たのですが、そのライブは凄い印象に残っていて、それは何故かと言うと、ベースの音がおかしかったので、ちょうどベース側の前の方にいた僕はベースのスチュワートに注目していたのですが、どうやら指を負傷したらしく、一曲終える毎にスタッフとペンライトで指を照らして手当てっぽいことをしていたんですが、当然、ボーカルのロブもベースの不調に気付く訳で、スチュに対し中指突き立てたり、マイクのコードを首に巻きつけ首吊りのポーズを取ったり、スチュが持ち直すとOKサイン出したりするのを間近で見ていて、それが面白かったのと、“Bleed From Within”のエンディングのパーカッションをスチュが演った時に、ベースの不調によるフラストレーションを吐き出すように、最後にスティックを叩きつけて捨てる姿がカッコ良かったから。正直、メンバーで最も冴えない印象があったのですが、見直しました。あれはカッコ良かった。

 全く話は変わりますが、気付けば、今年に入って、まだRAGE AGAINST THE MACHINEの三作品セットしか買ってない。今月も特に購入予定もないし、来月もなさそう…。The Mars Voltaの『ゴリアテの混乱』聴いてみようかなぁ。もしくは、こないだ試聴したKOBAIか。どなたかオススメの新譜があれば、教えてください。と言っても、必ずしも聴くとは限らないので、悪しからず…。

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2008年2月 1日 (金)

本質と相容れなかった方向性(Rage Against The Machine)

Rage Against the Machine Evil Empire バトル・オブ・ロサンゼルス

 1st『Rage Against The Machine』の感想は、以前記事にしたが、2nd『EVIL EMPIRE』は、前作に比べてサウンド面が強化されていて、音の厚みが増している。特にベースの音が前作と随分変わり、音の厚みを大きく底上げしている。前作のファンキーな感じのベースも良かったのですが、個人的にはこんなゴリゴリしたベースの方が好みです。そして、3rd『THE BATTLE OF LOS ANGELES』では、さらにサウンド面に力を入れているが、デコレーションが増えたといった印象。

 Rage Against The Machineのオリジナルアルバムを全て聴いた感想としては、Rage Against The Machineの存在意義、理念を最も表現していたのは、1st『Rage Against The Machine』だと思う。彼らの存在意義、理念のコアとなっているのは、ザック・デ・ラ・ロッチャであり、そのザックの叫びが最も際立っているのが『Rage Against The Machine』。

 『Rage Against The Machine』は彼らの存在意義、理念の表現をある意味、完成させていたのだと思う。そして、それはサウンドがシンプルであるが故のことであるが、2nd以降、彼らは成長を求めるが故にサウンドの強化という方向性に出た。その結果、ザックの叫び=Rage Against The Machineの叫びは影を潜めてしまった。音楽だけで判断するならば、市場に風化されているようにすら感じる。1stにして最初の頂きに立ってしまったが故に、彼らは成長が期待される2nd、3rdがネクスト・ステージへの過渡期となってしまった。目標に対しブレがないが故に、そのアーティストの本質が剥き出しになる1stアルバムは才能あるアーティストにとって、多くの傑作となっているが、続く2nd、3rdにおいて過度の期待や小手先の技が増えたことが方向性の迷いと相まって、その本質が霞んでしまうことはよくある話だが、彼らもその類のようで、彼らの三作品を聴いていると、むしろ3rdから1stに向けて洗練されていくように聴こえる。

 そういった状況からかどうかは知らないが、2000年ザックが脱退し、Rage Against The Machineは解散となるが、彼らが再結成した今となっては、この解散は前向きなリセットであったと信じたいし、現在の彼らが来日公演でどんな音を鳴らすのか、非常に興味があります。(まだチケットは残っているようなのですが、9,000円て…。高いっちゅうの。しかも、東京、大阪しか来ないし。諦めます。)

 ちなみに、Rage Against The Machineとしての最高傑作は上記のように『Rage Against The Machine』だと思うのですが、実は個人的には『EVIL EMPIRE』一番好きだったりします。“Revolver”、めっちゃカッコ良いです。

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2008年1月18日 (金)

『Rage Against The Machine』

Rage Against the Machine

 先日、購入したRage Against The Machineの1st~3rdの3作品を聴きました。全て一通り聴いたのですが、まずは1stの『Rage Against The Machine』から。

 意外とサウンドはシンプルでそれほど重圧なものではなかったのですが、その分、ザック・デ・ラ・ロッチャのラップが際立っていて、全編的に挑戦的でアグレッシブな緊迫感と迫力が漂っています。政治的なリリックで有名な彼らですが、戦うというアティテュードがビシビシ感じられます。(とは言え、リリックを見ていないので、何を言っているのかはさっぱり分かりませんが…。輸入盤なので、当然、訳もないですし…。)特にアルバムのラストにおけるザックの「FREEDOM」という雄叫びは圧巻。

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2008年1月13日 (日)

久々のCD購入

 今日は久々にタワレコを散策し、これまた久々にCD購入しました。今年初のCD購入です。買ったのは、Rage Against The Machineの『Rage Against The Machine』、『Evil Empire』、『The Battle Of Los Angeles』の三作セット。

Rage Against the Machi

輸入盤なのですが、三作セットにもかかわらず値段が2,390円。レイジのアルバムは今月末に紙ジャケでリイシューされますが、三作セットでその紙ジャケ1枚より安いのというのはかなり魅力的です。さっき調べてみたら、リリースは去年10月になってたので、再結成に併せて発売したんでしょうか。実は、レイジが活動していた90年代当時、僕はレイジのことをただのヘヴィーロックと誤認しており、聴いたことがあるのは『NO BOUNDARIES』というコンピレーション盤に収録されている1曲だけで、正直、その曲が僕としてはいまいちだったこともあり、レイジに興味がなかったのですが、解散後、雑誌等でレイジがどういったバンドであったかを知り、さらに近年のザック・デ・ラ・ロッチャのソロ作品が出るとか出ないとかって雑誌の記事を読んでいるうちに興味を持ち始めました。その矢先に去年の再結成のニュースを知り、やっぱりちゃんと聴いてみたいなぁと思ってたので、このセットのリリースはまさにグッドタイミングでした。もちろん、レコード会社の思惑通りでしょうが…。

 CDの購入はレイジだけでしたが、他に試聴を何枚かして気になったのは、KOBAIというニューカマー。ポップアップには、ポストKASABIANとか書いてました。初っ端からグルーヴィーな展開のアルバムで、こういうのに僕は弱く、ついついそのノリでCDを買ってしまい、帰ってじっくりと聴くと失敗したなんてことがよくあるので(特にニューカマーは要注意。あくまで僕的に。)、今回はとりあえず見送り。金欠って理由もあるのですが…。

 ただ、アルバムの内容よりも気になったのが、CDの帯に書いていた「NIRVANA on E」(「E」はエレクトロの「E」)というフレーズ。NIRVANAのコアは繊細さや儚さにあると僕は思うのですが、KOBAIの音楽からは何となくグランジっぽさは感じるものの、そういった繊細さ、儚さは感じませんでした。だからと言って、KOBAIの音楽が良くないとかいうことではもちろんありませんし、KOBAI自体に問題がある訳でも全くないのですが、こういったニューカマーのバンド像に成功したバンドの名前を引き合いに出すのは、あまりよろしくないのではと思います。この場合、NIRVANAが好きな人がKOBAIを聴いて、その人にとってのNIRVANAのイメージと違ったイメージを受けた場合、それだけで無駄にガッカリする訳で、KOBAIの正当な評価の妨げになると思うんですよ。何か聴いて損したような気分にまでなるし…。どんなバンドかを伝えるために既存の有名バンドの名前を出すのは手っ取り早いとは思いますが、最近、どうも安易に他の有名バンドの名前を出すケースが多いような気が…。せいぜい方向性として近いって程度にして欲しいもんです。正直なところ、NIRVANAとKOBAIでは、それすらも的外れに思えますが…。

 とは言え、KOBAIはちょっとだけ気になるので、また改めて聴いてみたいなと思います。とりあえず、今は早くレイジを聴きたい。来月の来日公演、行かないのに何故か楽しみです。ここ数年、自分が一番多感だった時期に全盛期のまま解散したバンドの復活(THE VERVE、KULA SHAKER等)が多いので、それと重なるせいでしょうか?

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2008年1月 5日 (土)

R.E.M.ニューアルバム続報!タイトルは『Accelerate』!!

 R.E.M.がやはり4月にニューアルバムをリリースするそうです。タイトルは『Accelerate』。

 ギター中心のサウンドに仕上がっているとのことですが、『Accelerate』というタイトルからくるイメージも考えると『MONSTER』以来のロックテイストの強いサウンドの作品が予想されます。そう言えば、昨年リリースされた『R.E.M. LIVE』でも“I Took Your Name”、“Walk Unafraid”といったロックテイストの強い曲が印象的でした。特に“Walk Unafraid”はオリジナルとは印象がガラッと変わり、かなり力強いサウンドに仕上がっていて、今思えば、それは現在のR.E.M.のモードが反映されていた結果なのかと。そこから想像すると、ひょっとしたら『MONSTER』以上のロックサウンドになっているのかもしれませんね。

 年明け早々、個人的に08年の目玉になりそうなアルバムの情報が入り、非常に楽しみな一年の幕開けとなりました。他に今年中にリリースを期待しているのは、一番は何と言ってもThe Verveの復活第一作です。後は、The Musicが今年で前作『Welcome To The North』から4年ですし、そろそろかなと。それにしても、今年こそはライブ行きたいです。確か2年前のoasis来日公演以来ライブ行ってないので…。

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2007年12月23日 (日)

IN RAINBOWS未収録新曲集

In Rainbows

 『IN RAIBOWS』ディスクボックス付属のアルバム未収録の新曲を聴きました。『IN RAINBOWS』の収録曲に負けず劣らぬ完成度の高い曲ばかりで、めちゃくちゃ良いです。イメージとしては、『MY IRON LUNG』EPに近い空気を持っていて、エレクトロサウンドかバンドサウンドかというとバンドサウンド寄りの音ですね。この新曲集の制作プロセスについての詳細は分かりませんが、『IN RAINBOWS』と同じプロセスで制作されたものであれば、ROCKIN'ONのインタヴューでトムとジョニーが語るように、全ての音を平等に扱うというコンセプトの下に生まれたものであり、意図的にバンドサウンドに対するアプローチを施したということではないのでしょうが。

 曲目は以前、MK 1 / DOWN IS THE NEW UP / GO SLOWLY / MK 2 / LAST FLOWERS / UP ON THE LADDER / BANGERS + MASH / 4 MINUTE WARNINGと紹介しましたが、これらはディスクラベルの表記に表示されていたタイトルで、“LAST FLOWERS”については、“LAST FLOWERS TO THE HOSPITAL”とデータ入力されていて、おそらく後者が正式名称だと思われます。

 いくつかの曲をレビューしますが、“MK1”、“MK2”は短いインストに曲で、INTERLUDEの類です。ちなみに、“MK1”は『IN RAIBOWS』の“VIDEOTAPE”からのサンプリングで構成されています。これらの曲の中で最も独特の空気を持った曲が“DOWN IS THE NEW UP”で、トムのボーカルも癖のある歌い方をしています。全体的な雰囲気については、『MY IRON LUNG』EPに近いと前述しましたが、この曲についてのみ言えば、『AMNESIAC』です。個人的にはRADIOHEADのこれまでの流れから言えば、『AMNESIAC』が最も独特な作品ではないかと思っています。あの歪な存在感と類似する空気が“DOWN IS THE NEW UP ”にも漂っています。僕のお気に入りは、“UP ON THE LADDER”、“BANGERS + MASH”、“4 MINUTE WARNING”。この三曲が特に好きです。移動の車の中でしか聴いていないので、分かり易い曲に耳がいっているのかもしれませんが…。分かり易いと言う意味で言えば、“BANGERS + MASH”なんかは、『IN RAIBOWS』の“BODYSNATCHERS”と同様に、近年のRADIOHEADでは珍しく非常にシンプルなバンドサウンドで、逆に新鮮です。

 それにしても、ボツという訳ではないでしょうが、アルバム未収録の曲でこれだけのクオリティとは、さすがRADIOHEAD。早くライブが見たいです。

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2007年12月20日 (木)

R.E.M.のマイケル・スタイプが来年4月に新作リリースを示唆

 R.E.M.のマイケル・スタイプが来年4月1日の新作リリースを示唆する発言をしたようです。

 今年10月にバンド初となるライブアルバムをリリースしたばかりなのに、非常に嬉しいニュースです。R.E.M.については、『UP』を聴いて以来の大ファンで、僕の中では5本の指に入る大好きなバンドです。何でこんなに良いバンドが日本では人気、知名度ともに低いのかが不思議でしょうがない。来日が少ないせいか?いや、人気がないから来日しないのか?まぁ、どっちでもいいですが…。キャリアも長いですし、これから火が着くようなことはないでしょうが、もうちょっと日本でも人気が出て欲しいもんです。

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2007年12月19日 (水)

THE YELLOW MONKEYの全シングルの配信が決定

THE YELLOW MONKEYの全シングル曲、およびそのカップリング曲が12月19日より配信されることが決まったそうです。

個人的にはカップリングも配信されるところが嬉しいですね。THE YELLOW MONKEYのカップリング曲にはアルバム未収録(ベスト盤を除く)の名曲が多いので、今回の配信をきっかけにより多くの人が聴いてくれると良いですね。

ちなみに、僕がお薦めするアルバム未収録のカップリング曲は…

“O.K.”…ヘビーなグルーヴが炸裂するキラーチューン。『MY WINDING ROAD』収録。

“NAI”…吉井和哉独特の歌謡的世界観を描く文学的な詩が胸に突き刺さる。『LOVE LOVE SHOW』収録。

“ネバーギブアップ”…『プライマル。』収録。

“NEW YORK CITY LOSER”…『SO YOUNG』収録。

“Tactics”、“MOONLIGHT DRIVE”なども良いですが、特に上記の4曲がお薦めです。

それにしても、こうやって見返すと、改めてTHE YELLOW MONKEYって良い曲が多いなぁって思います。またTHE YELLOW MONKEYの音楽が聴きたい。僕は現在の解散の状態は、彼らにとってはただのプロセスだと勝手に解釈しています。THE YELLOW MONKEYが進化するためには、あの時点での解散が必要だったんだと。進化のための解散だと。膨張し過ぎたエネルギーは、もはや彼ら自信にもコントロール出来ず、ビッグバン後の宇宙のように広がり続けて、全てはもはや希薄になっていくだけ。そうならないために一度終わらなければならなかったんだと。その先に再びTHE YELLOW MONKEYとして音を鳴らすことがあるのかは分かりませんし、今はそんなことを考えずにただただ彼らは各々の進化のプロセスを探っているのでしょうが、彼らの進化とTHE YELLOW MONKEYの進化はともにある気がします。そして、たどり着いた答えに再びTHE YELLOW MONKEYがいるなら、それはとても幸せなことでしょう。

何だか穴だらけというか、いまいちまとめ切れていない話で終わっちゃって申し訳ないです…。

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2007年12月11日 (火)

ついに届きました!『In Rainbows』ディスクボックス

 『In Rainbows』(RADIOHEAD)のディスクボックスがついに届きました。思ったよりデカイです。Dscf2017 Dscf2025 Dscf2027 Dscf2034 Dscf2039_2

 

 

 写真は右から紙製のハードケース、ハードケースの中のジャケット、その裏面、ジャケットを開いた状態、付属のブックレットです。

 ハードケースには“In Rainbows”、“RADIOHEAD”と同じ字体で表と裏に書かれています。ジャケットは通常のCDと同じデザインが描かれています。ジャケットの裏面には、曲名が書かれています。大きさが分かるように通常のCDを並べてみました。ジャケットを開くと、中にCDが二枚入っていて、上が『In Rainbows』、下が未発表音源です。歌詞カードはCDの横の縦長の冊子で、ジャケットと一体になっています。ブックレットにはジャケットに似た絵が描かれています。

ちなみに、未発表音源の曲目は…

MK 1 / DOWN IS THE NEW UP / GO SLOWLY / MK 2 / LAST FLOWERS / UP ON THE LADDER / BANGERS + MASH / 4 MINUTE WARNING

 早速、未発表音源をチェックしたいのですが、今日はまたお腹の調子が悪いので、落ち着いて聴ける時に聴きたいと思います。明日、車の中で聴けるかな。

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2007年11月27日 (火)

『LIVE EARTH』ってどうなの?

 今年の7月に行われた『LIVE EARTH』がCDとDVDでリリースされるそうです。環境問題を訴えてゴアがやってた、あれです。

 正直、あの企画は方法論としてどうかと思うのですが…。地球温暖化云々を訴えかけてるのに、あんな規模でライブやるとはいい根性してますよね。「どんだけ電力を消費してんだよ!?」とテレビの報道を見ながら思いました。ゴミだって大量に出たでしょう。その点を指摘したArctic Monkeysは偉いです。(あの徹底的に冷めた視線での客観的な観察力が彼らの魅力です。)さらに、今度はCDとDVDをリリースとは驚きました。CDもDVDも物として見たら、最終的にはゴミですよ。資源も消耗します。これだけネットにおける音楽配信、つまりゴミを出さずに音楽を流通出来るシステムが浸透してきている現状で、CD、DVDといった形でリリースする必要はないでしょう。環境問題を考えるならば、生産と消費のバランス、いかに物の生産を抑えて消費を維持、促進するかが重要だと思うのですが、その点で物(CD)を生産せずに消費が出来る音楽のネット配信は環境にとって、とても良い状態ではないでしょうか?むしろそれをアピールしろよって感じです。

 環境問題を訴えるのはとても大切なことですが、間違ったやり方ではナンセンスだし、今の生活の中で何が出来るかを示すべきであって、環境破壊のお手本を見せてどうすんだよと。あくまで啓蒙活動だとしても無理がありますよね…。エコバック買うために飛行機乗る連中と同じレベルです。

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2007年11月13日 (火)

“Yellow” 木村カエラ

Yellow

 「TREE CLIMBERS」と言い、この「Yellow」と言い、木村カエラ×渡邊忍の作品には凄くハマる。(「YOU」は聴いたことがない。)

 「TREE CLIMBERS」を聴いて印象的だったのは、あの力強い骨太なサウンドの中で、“私”という一人称に木村カエラのアイデンティティを強烈に感じたことだった。そして、この「Yellow」からは、彼女の女性としての存在感がさらに力強く前面に押し出されている。

 “私はLady” “I'm Lady” この2つのフレーズに彼女の女性としてのプライドをひしひしと感じる。近年、これまでの男性社会に対し、女性はその社会的地位の向上をテーマに頑張ってきた。その結果、まだまだ不利な状況は多いだろうが、随分とその背景は変わってきた。そして、誤解を恐れずに言うならば、これまでの女性の闘いは、男性に対するコンプレックスとの闘いであったように思える。そのため、女性は男性と社会的に同質化することにより、男性社会に風穴を開けた。だが、ここから先は女性が女性としてその風穴を押し広げなければならないところまで来たのではないだろうか?

 またしても男臭いサウンドの中で“私はLady”、“I'm Lady”と歌う彼女は、そんなネクストステージに向かう現代女性の象徴であり、カッコよくない訳がない。

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2006年10月17日 (火)

『The Imformation』 BECK

ザ・インフォメーション(DVD付)

 BECKの等身大な姿勢が好きだ。きっとそこが聴いてて気持ち良いんだと思う。多くのアーティストは、ロックを媒体にして、自己を増幅し、自己を拡大解釈して、魅せる。それはそれで圧倒的な存在感を生んで、カッコ良くて、憧れたり、感動したりする訳だけど。BECKは常にBECK以上に見せようとはしない。無邪気に音と戯れているだけ。自信過剰・自意識過剰が日常に溢れる昨今、余計にこの姿勢は素敵だし、心地良い。

 この作品のプロデューサーはナイジェル・ゴルドリッチ。RADIOHEADのプロデュース、最近ではトム・ヨークの『THE ERASER』での仕事で知られている。(BECKとは『MUTATIONS』、『SEA CHANGE』を制作しているけど、残念ながら、どっちも聴いてないです…。)それを意識してしまっているせいか、BECK版『THE ERASER』って感じがしなくもない。制作時期は多分、『THE IMFORMATION』の方が先だと思うけど。と言うか、今まで気が付かなかったけど、BECKとトム・ヨークって声似てません?まぁそれはともかくとして、この作品は、「ロック最先端の現状を詰め込んでみました」って作品。ちなみに、この作品を聴いて連想したアーティストは、RADIOHEAD、トム・ヨーク、R.E.M.、The Mars Volta(どこが?内緒)。何か全然まとまってないけど、眠いから今日はこの辺でしゅうりょー。

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2006年10月 7日 (土)

『Live Lounge』

Live Lounge

 なんじゃこりゃ!!すげぇ!!さっき偶然見つけたのですが、出演したアーティストが持ち歌とカバー曲を一曲づつ演奏する(多分)イギリスのラジオ番組のコンピレーション盤だそうです。収録されているアーティストは、Coldplay、oasis、Kasabian、Radiohead、The Kooks etc...とメンツも凄いし、カバー曲が興味深い。個人的に一番興味があるのはScissor Sisters による“Take Me Out”(Franz Ferdinand)のカバー。この手のコンピは普段聴かないけど、ちょっと興味があるアーティストが聴けたりするのも良い点ですね。このアルバムで言うと、僕の場合Outkastとか。全然知らないアーティストを聴けるのも魅力ですし。

 発売日とか収録曲がタワレコのサイトとAmazonで情報が異なるので、まだよく分からない点が多いのですが、早速明日タワレコで探そうかと思ってワクワクしてます。それにしても、二枚組で収録曲数が多いせいかちょっと高い…。明日は、吉井和哉の『39108』とBeckの『The Imformation』も購入予定なので、今月のお財布はかなり寂しくなりそうです…。

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2006年8月 8日 (火)

『Revenge of the King』 Kula Shaker

 『K』、『Peasants,Pigs and Astronauts』でのサイケデリックなグルーヴも内包しつつ、ロックンロールなミドルグルーヴが漂う新曲群。T.REXを思い出した。これがフルアルバムだったらと思うと新作が待ち遠しくて仕方がない。しかも、これって肩慣らしだとか…。

 『Revenge of the King』は、堂に入った貫禄のあるナンバー。『Dictator of the Free World』は、もっともこれまでのKula Shakerっぽい曲。ダークなグルーヴの漂う『Six Feet Down』。そして、『Govinda』(Live Session)では、その演奏力の高さに驚く。

 それにしても、ギターソロも異常にかっこ良いし、クリスピアン・ミルズの表現力の高さは半端じゃない。「豊かな」ではなく、「高い」表現力。彼の表現力が横に広がれば、バンドは飛躍的に成長するのではないだろうか。現段階でも十分にすごいバンドだけど…。

 あぁ、フジロック行きたかったなぁ…。

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2006年7月18日 (火)

きっかけはタモリ倶楽部-at the drive-in

アンソロジー:ディス・ステーション・イズ・ノンオペレーショナル(DVD付) Relationship of Command

 最近、久々にat the drive-inのアンソロジー盤『THIS STATION IS NON-OPERATIONAL』を聴いている。今となっては、THE MARS VOLTAが大成功して、そっちの方が知ってる人が多いと思うけど、at the drive-inもすごい良いです。と言うか、僕はat the drive-inの方が好き。このバンドはメジャーデビュー盤の『Relationship of Command』のリリースを最後にTHE MARS VOLTAとSPARTAに分裂。(アンソロジーのライナーノーツやネットでのSPARTA紹介を読むと、「空中分解」、「休業中」といった表現をしているので、解散ではないのか?)その後は、アンソロジーが昨年リリースされたのみ。

 彼らの存在自体は、『Relationship of Command』のリリース直前の2000年のサマーソニックの特集番組で知っていたのだが、あんまりちゃんと見てなくて、「アフロが二人もいる」ぐらいの印象しかなかった。今思えば、かなりの馬鹿だ。俺のアホ。彼らの貴重な日本でのライブ映像をちゃんと見とけば良かった。その後、友達に勧められていたにもかかわらず、特に関心を持つこともなかったのだが、タモリ倶楽部の空耳アワーで、偶然、彼らの曲を聴き、自分の愚かさに初めて気づく。ちなみに、「sleepwalk capsules」という曲で、「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわっ!」と聞こえる空耳。ありがとう、タモリ倶楽部。そんな訳で、僕は分裂後に初めて『Relationship of Command』を聴いた。日本盤が欲しかったのに、輸入盤しかなくて、あきらめて輸入盤を購入。当時は、レコード会社の閉鎖で、日本盤が絶版状態だったことをついさっき知った…。(ちなみに、今では日本盤もリイシューされているらしい。)

 まぁ、そんなことはどうでも良くて、『Relationship of Command』は凄まじいアルバムです。エネルギーが爆発してます。そう言うと、ただうるさいだけの勢いまかせなアルバムを連想されるかもしれないけれど、決してそんなことはなく、アレンジや音作りが実に緻密。曲の構成も、後のTHE MARS VOLTAの源流とも思える展開が垣間見える。1曲目のイントロは、聴き手をこのアルバムにぐいぐいと引き込んでいく。素晴らしいオープニング。そして、セドリックの声がした瞬間に最初の爆撃。ここまでで聴けば、このアルバムの「凄さ」は十分に感じることが出来る。その後は、絨毯爆撃の嵐。気付けばアルバムが終わってしまっている。ただの勢いだけであれば、実にくだらないアルバムだが、前述したように、アレンジ、音作り、構成が実に緻密であるため、聴き応えがあり、飽きない。

 正直、こんな凄いバンドが分裂してしまったというのは、めちゃくちゃ惜しい。もっとat the drive-inにリアルタイムで触れたかった。こんなこと言っててもしょうがないんだけど…。

 ちなみに、アンソロジーのタイトル『THIS STATION IS NON-OPERATIONAL』は「One Armed Scissor」の歌詞から抜粋したフレーズであることに、さっき気付いた。めっちゃ蛇足。

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2006年7月 2日 (日)

MATISYAHU 『YOUTH』

Youth

 レゲェとカテゴライズされるものを一作品通してまともに聴くのは、これが初めてだった。故に、これが単純にレゲェとカテゴライズされるに留まる作品ではないということについては、厳密には分からない。ただ、確かに今まで(僕が)イメージしていたレゲェとは違った多面性を持つ作品だった。

 そもそも、マティスヤフ(と読むらしい)に興味を持ったのは、rockin'onの記事を読んだのがきっかけであった。彼は、(このジャケットからでは分かりにくいかもしれないが、)まずそのたたずまいからしてレゲェを連想するには程遠い存在であった。なんでもユダヤ教のハシディム派に属しているが故のあのビジュアルとのこと。そりゃ、興味持つでしょ?どんな音楽をやるの?って。

 で、実際に聴いてみたが、どうもそんな奇抜さだけが魅力じゃないらしい。記事とかライナーノーツには、ユダヤ教とラスタの精神性におけるリンクがどうのと書かれているが、残念ながら、その辺のことは全く分からない。その精神性がこの作品の核なのかもしれないが、そんなことは分からなくても、この作品は全然楽しめる。(もちろん、分かっている方がより楽しめるし、僕も少しは勉強しようと思う。)

 早急なリズムで幕を開くこの作品は、オープニングとは裏腹に全体的には非常にゆったりとした空気が蔓延している。レゲェそのものの特質であるのか、マティスヤフの特質であるのかは、レゲェ初体験の僕には判断がつかないが、このゆったり感はとても心地良い。そして、彼の多彩な表現とそれに応ずるバックトラックが素晴らしい。正直、最初はトラックの方が好きだったが、トラックはあくまでマティスヤフの表現に呼応しているように聴こえる。それはM②の『YOUTH』における彼の「Let's Go」という掛け声に象徴的に現れている。

 ちなみに、僕はこの「Let's Go」という掛け声が大好きだ。大変、冷静で適確な「Let's Go」。(そもそも、僕が思うに「Let's Go」というフレーズはとても難しいのだ。)彼の豊かな表現力の一端だと思う。

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2006年6月25日 (日)

『Riot City Blues』 PRIMAL SCREAM

Riot City Blues

 このジャケット、カッコ良い。

 気持ちの良い勢の「COUNTRY GIRL」で始まり、「WHEN THE BOMB DROPS」、「LITTLE DEATH」では、一転して不穏な空気を醸し出す。「THE 99TH FLOOR」からは再び冒頭の空気に戻り、「SOMETIME I FEEL SO LONELY」でゆっくりと幕を閉じる。(ボーナストラックを除く。)大まかな流れはそんな感じで、ベタと言えばベタな展開。初っ端にカントリー色の強い「COUNTRY GIRL」を持ってきているためか、全体的にやたらとカントリーに聴こえたが、聴いてるうちに、「ロックンロールだなぁ」って思った。

 それと、聴いてるうちにブランキーの『ロメオの心臓』を思い出した。曲調もそうだが、ボーカルスタイルがけっこう似ているのかも。ボビー・ギレスピーも浅井健一も熱くなり過ぎないボーカルで好きだ。曲毎にベストのテンションに100%徹する。昔、テレビのインタビューか何かでダウンタウンの松ちゃんが「100%の力でやらなくても良くて、例えば90%の力でやることに100%徹しないといけないことがあるし、それが難しい」といった趣旨のことを言っていたけど、まさにそんな表現のボーカル。90%のテンションで歌うことに100%徹しているような。ただ、それだけなら皆やってるんだろうけど、この二人の特異な点は少し低めでベストのテンションを探り当ててる。そこが凄い。それにしても、どんなに表現方法を変化させようと、ボビーの声を聴くと、「あぁ、プライマルだなぁ」とある種の安心感があるのが不思議だ。

 ちなみに、日本盤の解説にあるボビーとマニの直筆メッセ-ジの感想。

 「なんじゃそりゃ…。」

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2006年6月 7日 (水)

KULA SHAKER!!

KULA SHAKERが日本限定盤をリリースするらしい。

めっちゃ楽しみです。正直、KULA SHAKERに関しては、全面的に好きって訳ではないんですが(インド過ぎるとことか…)、「HUSH」や「HEY DUDE」等の悶絶グルーヴ全開の曲には、どれだけ興奮したことか。解散後、クリスピアン・ミルズのTHE JEEVASでは、音楽性が全く違ったから、「あのグルーヴは、やっぱりKULA SHAKERでしか聴けないのか…」とかなり落胆しただけに(決して悪くはなかったけど。1stとか。)、復活第一作目には、かなり期待してしまいます。

ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー (通常盤) K ハッシュ ペザンツ、ピッグス&アストロノウツ

関係ないけど、一番復活して欲しいのは、THE VERVE…。ないだろうなぁ。

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2006年6月 6日 (火)

チャーリー浜と『STADIUM ARCADIUM』 RED HOT CHILI PEPPERS

ステイディアム・アーケイディアム

 『タフ』で『メロウ』で『ファンク』。正にレッチリ。僕はこのアルバムに偉大さを感じた。肉体を持った哲学が宿っている。『DANI CARIFORNIA』の一見おどけたPVも彼らのリスペクトに溢れて見える。「君達がいて、あっ、僕がいる。」 そんなチャーリー浜のギャグが名言に思える。

 少し話は変わるが、先月、仕事でロスに行ってきた。アメリカは初めてで、そのスケールに正直驚いた。ついでの観光でデスバレー国立公園やセコイヤ国立公園にも行ってきた。ロスにしても国立公園にしてもカリフォルニアのほんの一端に過ぎないかもしれないが、アンソニーの歌うカリフォルニアをこのアルバムを聴いた直後に触れることが出来たというのは、貴重な経験にだった。彼の言うカリフォルニアの素晴らしいところとクソみたいなイメージの両方を垣間見た気がする。それに、彼を育んだカリフォルニアの雄大な自然は、ゆるぎなく厳格で、正に彼の音楽のイメージと合致していた。移動の車中で「〝STADIUM ARCADIUM〟聴きてぇー!!」ってずっと思ってた。人生における様々な経験が音楽に反映されるってことは、頭では分かっていたけど、まさか実感出来るなんて思ってもみなかった。(この程度で「実感出来た」と言ってしまうのは、驕りに過ぎないことは承知しているけど。)

 このアルバムには、これまでのレッチリの苦難をも物語るような趣きがある。どことなく「ようやくここまでたどり着いた」感の漂うアルバムだ。ほんとうに彼らの経験が肉付いたアルバムだと思う。「君達がいて、あっ、僕がいる。」 …チャーリー浜、名言です。

追伸:今まで、フェスはサマソニしか行ったことがなかったけど、今年はフジロックにしようかと迷っている今日この頃。あの音楽をフジロックのシチュエーションで体験出来たら、最高だなと、マジで思ったから。

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2006年4月13日 (木)

「Live From Dakota」Stereophonics

Live From Dakota

じっくり落ち着いて聴けるライブアルバム。無闇にオーディエンスを煽る様子もなく淡々とプレイしていて、そこが逆に聴き応えがあってカッコ良いです。正直、最初はライブアルバムらしい熱気や臨場感が感じられなくて、少し肩透かしをくらったんですが、何度も聴いてると「良いアルバムだなぁ。」って。

Stereophonicsのライブは、サマソニ03で体験したんですが、その時も正直、盛り上がりに欠けるような印象があったけど、それはフェスってことで、「盛り上がりたい!!」っていう自分の気持ちが先走っていたから。実際、あれから3年近く経った今、あの日のライブでRADIOHEADの次に印象に残っているのが、Stereophonicsのライブ。あの日の彼らもクールな熱を纏って淡々と演奏していた。最後の曲(だったと思う)で、ケリーがうつむきながら、大きく足踏みをして黙々とギターを演奏する姿はめっちゃカッコ良かった。(蟻んこを踏み潰してるみたいな格好で、ちょっと面白くもあったけど。)

これまでStereophonicsのアルバムは、2nd「Performance And Cocktails」と3rd「Just Enough Education Perform」を聴いてるけど、二作とも最初は気に入って聴いてたものの、けっこうすぐに飽きてしまっていたのに、この「Live From Dakota」は逆に聴くほどに良さが伝わってくる。

飾り気の無い無骨で素直な音が心地よいアルバムです。

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2006年3月15日 (水)

『Mr.Beast』MOGWAI②

Mr Beast (Bonus Dvd) (Dlx)

タイトルからして激しい音を想像していたんですけど、意外とそうでもなくて、全体的に静けさが潜んでます。音作りは基本的にノイジーですが、だからってそれを荒々しくかき鳴らすって内容ではないです。どうも「BEAST」って単語にインパクトがあり過ぎるみたいで、「Mr.」の要素を無いがしろにしてたなって、聴いて思いました。あえてこじつけて解釈すると「Mr.」が.理性を「BEAST」が野性をそれぞれ象徴していて、理性的に野性を表現してる、そんな感じの作品です。内容とよく似合ってるタイトルですね。

日本語での詩の朗読を曲に乗っけてるのには驚きました。調べてみると、envyという日本のバンドのボーカルのテツとういう方が朗読しているそうです。朗読と曲がとてもマッチしているのですが、向こうの人にはどんな風に聴こえるのでしょう。

それと、聴いていてRadiohead「KID A」を連想しました。といっても、音や曲が似てるってことは全然ないんですが、何と言うか、作品に流れている時間が似てる。同じ世界だけど、違う国って感じ。かな?とにかく、「KID A」と同じく、アルバムを通して、一貫した空気が流れていて、落ち着いて聴けるアルバムに仕上がっています。じっくり聴きたい一枚です。

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2006年3月14日 (火)

『Mr.Beast』MOGWAI

Mr Beast (Bonus Dvd) (Dlx)

MOGWAIの『Mr.Beast』買いました。実は、MOGWAI初体験です。

1曲目だけ試聴して、徐々にボリューム&テンションを上げていく、ちょっとベタと言えばベタ気味のオープニングにわくわくして、その勢いでレジに行きました。(前々からMOGWAIに興味があったということもありますが。)

まだちゃんと聴いてないので、じっくり聞き込んでから、また改めて記事を書くかもしれません。たいした内容がなくてごめんなさい。では。

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2006年3月12日 (日)

NIRVANA 「FROM THE MUDDY BANKS OF THE WISHKAH」

From the Muddy Banks of the Wishkah

LAST DAYS」がもうすぐ公開されますね。

NIRVANAの魅力は奥が深い。カート・コバーンの人生があまりにも深いせいでしょうか?僕は、カートに関する著書を読んだことがないので、彼の人生について端的にしか知りません。(例え読んでいたところで、端的にしか知り得ないのですが、熱心なファンと比較してという意味です。)でも、彼に惹きつけられるのは、この一言で十分でした。

パパはママが大嫌い。ママはパパが大嫌い。それがただ悲しい。

少年期に彼が自分の部屋に殴り書きしていた言葉だそうです。この言葉を読んだ時、どうしようもなく悲しくなりました。当時の僕は二十歳で、両親が離婚の協定中でした。決して僕は自身の家庭環境を悲観していた訳ではないのですが、どこか自分の心情とリンクする部分があったのでしょう。世界に同じような悲しみを抱いている子ども達がどれくらいいるのだろう。そう思いました。

僕がNIRVANAを初めて聴いたのは、「NEVERMIND」でした。カートの死後、数年経った頃です。さっきの雑誌の記事を読む前だったか、後だったかは、覚えていませんが、時期的には同じ頃です。正直、あまり好きにはなりませんでした。NIRVANAというと、暗い、重いといったダウナーなイメージを持っていて、それを期待していたせいもあるのでしょうか。RADIOHEADの「OK COMPUTER」をよく聴いていた時期なので、むしろポップに聴こえて期待外れに感じました。(それが、プロデューサー、エンジニアの意図なサウンド・プロダクションによるもので、この意図があったからこそグランジというムーブメントが生まれたことについては、ずっと後になってから知りました。)ですが、前述の言葉のせいか、カート・コバーンへの興味は消えませんでした。

そして、数年が経ち、NIRVANAの初のベストがリリースされ、未発表曲であった、カート・コバーン最後のレコーディング曲「You Know You're Right」を耳にした時に、初めて心からNIRVANAの曲に溺れました。僕の中ではNIRVANAのベストソングです。僕が本当にNIRVANAを聴くようになったのは、この頃からです。

FROM THE MUDDY BANKS OF THE WISHKAH」は、NIRVANAを知る上で最も重要なアルバムだと思います。何故ならば、NIRVANAにおいて、唯一正当なライブアルバムであり、カート・コバーンの素の輝きがここに収められているから。彼が最も輝いている姿が。彼らの代表作と言えば、当然「NEVERMIND」ですが、この作品が僕はいまだにあまり好きではありません。それは、単純に個人的な好みの問題もありますが、当時の彼らにとっても不本意であったというポップな聴き易いサウンド・プロダクションのためだと思います。さっき軽く触れたように、このサウンド・プロダクションがあってこそのグランジであったことは事実であり、最終的には、彼らもこのサウンド・プロダクションを支持しています。ただ、やはりNIRVANAの「本質」を表現している作品ではないような気がします。その点において、「FROM THE MUDDY BANKS OF THE WISHKAH」は、(多少、ミキシングが施されているとは言え、)より生身の彼らに触れることが出来る作品であり、そう言った意味で、彼らの「本質」がここにある。INTROでのカートの叫びは、彼の原点ではないでしょうか。

冒頭に書きましたが、もうすぐ「LAST DAYS」という映画が公開されます。彼が亡くなる直前の2日間をモデルに描かれた映画です。彼の死は自殺とされています。成功により巨大化したNIRVANAの存在と自身のためのNIRVANAが乖離してしまい、それが精神を蝕んでいったと、どこかに書いていました。成功したバンド(特にそのフロントマン)が、巨大化したバンドのイメージと自身のバンドのイメージとの乖離に悩むことはよくあるようですが、ほとんどは何とか乗り越えられるものです。自殺であるということとその動機を前述のものであることを前提にすると、それにより、結果的に死に向かうしかなかった彼を思うと切なくてなりません。

余談ですが、当時の彼は27歳、今の僕も27歳。年齢だけが追いついてしまいました。

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